「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」ネタバレ!犯人とトリックは?

映画「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」は1997年公開されました。
記念すべき、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第1作目です。

この劇場版「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」ネタバレと結末、犯人やトリックを紹介します。

伏線部分にはアンダーライン
推理回答にもアンダーラインを引いておきますね^^

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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼あらすじ

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼あらすじ

監督:こだま兼嗣
脚本:古内一成
原作:青山剛昌
主題歌:杏子「Happy Birthday」作詞・作曲 – スガシカオ

序盤、プロローグ的にある事件が描かれます。
が、メインはその後に起こる爆破事件です。

爆薬が盗まれたことから始まった工藤新一への挑戦。
果たして彼はこの事件を無事解決し、大事な人を守る事が出来るのでしょうか?

時計じかけの摩天楼トリック1

今日のコナンは黒川邸に来ています。
床に倒れ血を流した状態で絶命している黒川大造を前に、コナン始め彼が身を寄せている探偵・毛利小五郎、その娘の蘭、目暮刑事らいつものメンバーが集まっていました。

どうやらワープロに向かっている最中に襲われたらしい大造。
凶器は床に落ちているブロンズ像で間違いありません。

ダイイングメッセージなのか、ワープロ画面には[JUN]という文字が残されています。

容疑者は3人、妻の三奈、息子の大介、家政婦の中澤真那美。

コナンはいつものように時計型麻酔銃から針を飛ばして毛利を眠らせると、蝶ネクタイ型変声器を使った彼の声で推理を始めました。

彼は大造の血液に注目します。
右手小指、そしてキーボードの「け」「む」「ろ」と左端の英数字キーに付着しているそれを見て、大造は後頭部から殴られた際、倒れ込みながらキーボードを落としてしまった・・・。

その状態で犯人の名前を残そうと彼はキーボードを打ったのだ、カナ文字のつもりで、と推理したコナン。

しかしなぎ倒す際に触れてしまった変換キーで画面に残されたのはアルファベット3つ―――
つまり大造が残したかったのは[JUN]それぞれのカナ文字「ま」「な」「み」。

ソックスについた血痕まで言い当てられた中澤真那美はあっさりその罪を認めます。

彼女は飲酒したまま手術を行った大造の過失によって亡くなった患者の妻だったのです。

主人の命日に仇が取れて後悔していないと笑う彼女は、その頬に涙を流しているのでした。

時計じかけの摩天楼トリック2

事件を解決したコナンのもとに、工藤新一宛で手紙が届きます。
差出人は森谷帝二。

会いたいと書かれた手紙には、4月29日に開かれるガーデンパーティーへの招待状も同封されていました。

日本でも指折りの建築家からの誘い、とはいえ工藤新一として出かけることは出来ません。

コナンは変声器で新一の声を使い、幼馴染の蘭に電話をかけます。
自分の代わりに行って貰いたいと頼んだのです。

気軽に引き受けてくれた蘭からもまた困った誘いを受けてしまいました。
5月3日の土曜日、オールナイトの映画に付き合って欲しいと言うのです。

慌てるコナンを気にする事なく、赤と青どっちが好き!?と聞いてくる無邪気な蘭。
質問の意図も分からないまま彼が選んだのは赤。

それは彼女が好きな色だから、という理由で選んだものでした。

その答えに大喜びする蘭はそのまま、3日の夜10時に!と約束を取り付けて電話を切ってしまいます。

なぜこんなにも5月3日にこだわるのか・・・
その理由は毛利家に帰った時に判明しました。

蘭は新一の誕生日である5月3日を祝うために、その日にこだわっていたのです。
自分の誕生日などすっかり忘れていたコナンは内心びっくり。

見たい映画は[赤い糸の伝説]なんだ、と決めて嬉しそうにしている彼女とは反対に、若干引き気味で笑うコナンなのでした。


ガーデンパーティー当日、毛利と蘭・そしてコナンは新一の代理という形で森谷邸を訪れます。

イギリスのスチュワート調建築が広がる豪華な敷地には、中央に立つと完全な左右対称を楽しめる庭がありました。

高校までイギリスに住んでいた森谷は英国風建築に心酔し、古典建築のシンメトリーへのこだわりが強く、その為に本名も帝二という、左右対称の漢字に変えたほどの人物です。

このパーティーに出されている物は全て手作りの物ばかり。

森谷は全て自分でやらないと気がすまない性格だと自分の事を話し、そのままの勢いで、美しくないと建築ではない、最近の建築家はもっと自分の作品に責任を持つべきだ、と語るのでした。

その言葉の強さに圧倒されていると、森谷は突然、クイズを出してきます。


三人の男が経営する会社のパスワードはなんでしょうか―――?

そう言って、その3人のデータが書かれた紙を配り始める森谷。
パーティーに来ている人全てに配られたその紙を見てクイズに答えたのはコナンです。

3人の干支を見て、パスワードは桃太郎だと答えたコナンに、森谷は正解したご褒美に、と特別に自分のギャラリーに案内しようと、彼と蘭を連れて屋敷に入る事になりました。

ギャラリーには彼が作ってきた建築物の写真がパネルにして飾られていました。
そこにはあの事件の黒川邸もありました。

それは森谷が独立して間もない30代の頃に作った作品の1つで、その中には橋もあります。

それらが左右対称を模して作られている事に感心していると、森谷が蘭に訪ねてきました。

新一と親しいのか、と言うのです。
そこで嬉しそうに映画の約束について話す蘭。

それを聞いていたコナンは、森谷の作品の中にその約束のビルがあることに気づきました。
米花ビル、それは自分の自信作だと話す森谷。

若いカップルが過ごすのにここ以上の場所はないですよ、と話す彼に蘭は顔を綻ばせるのでした。

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時計じかけの摩天楼トリック3

約束の5月3日がやってきました。
ウキウキで出かける蘭を見送りながら、残された10時間で自分が新一に戻る事など出来ないと悟っているコナンは、彼女との約束をどうしようかと頭を悩ませています。

阿笠博士の家に来てボヤいていたコナンですが、そこへテレビのニュースが耳に入ってきました。
とある会社の火薬庫から大量の爆薬が盗まれたと言うのです。

盗まれたオクトーゲンはプラスチックで固めるとそのままプラスチック爆弾となってしまいます。

警視庁が追っている、と締められた次のニュースは火事の映像でした。

そこに映し出されたのは炎に包まれる黒川邸。
驚いていると、コナンに新一宛の電話がかかってきました。

変声器で声を潰した相手は、爆薬を盗んだのは俺だ、と言うのです。
そして提向津川公園へ来い、急がないと子供たちが死ぬぞ、と言い出した男。

コナンは慌てて博士の作ってくれたターボエンジン付きのスケボーに乗って飛び出しました。


駆けつけた公園には沢山の人々が余暇を過ごし、穏やかな時間が流れています。

そこにはコナンの同級生、歩美・元太・光彦たち通称・少年探偵団も集まり、楽しそうにラジコンを飛ばしていました。

話を聞くと、それはヒゲのおじさんがくれたものだとのこと―――。

爆撃機だってさーと楽しそうに話す3人の言葉を聞いたコナンは、これが爆弾だとラジコンを渡すように迫ります。

しかし突然おもちゃを奪われそうになった三人との揉み合いの間に、コントローラーのアンテナが折れてしまいました。
操作不能になった爆弾ラジコン。

咄嗟にコナンはキック力増強シューズでコントローラーを蹴り上げてラジコンに命中させ、なんとか被害を食い止めたのでした。


その瞬間、新一の携帯電話が鳴り出します。
相手はさっきの男。

男は、1時ちょうどに新たな爆弾が爆発すると言い出しました。
今度は米花駅で。

あと15分しかありません。
コナンは、木の下だ、というヒントを聞くとそのままスケボーで走り出しました。
なんとか10分前に到着。

しかし街路樹の下を見て回ってもそれらしきものは見つかりません。
近くの店の二階に駆け込み、高いところから探し始めたコナン。

見つけたのはベンチの下から猫を拾い上げたおばあさんです。
誰か貰ってください、と書かれたキャリーごと抱き上げるおばあさんを見て彼は閃きます。

木の下、木の根っこ、ねこ!!
慌てて追いかけますが、おばあさんはタクシーに乗り込んで走り出してしまいました。


時刻は1時5分前です。
近くにいた少年の自転車を借りて追いかけたコナンは、なんとか追いつくと25秒前にキャリーを受け取り、今度は爆弾をどこでなら処理出来るか目まぐるしく考えながら走り出します。

ここは街のど真ん中。
ところが走るコナンの目の前で、突然爆弾のカウントが残り16秒のところで止まりました。

それでも走り続けるコナン。
すると再び動き出したタイマー。

残り数秒というところでコナンは、近くの空き地に駆け込み爆弾を投げます。

間一髪、爆風を浴びて頭を打ったコナン以外、誰一人として被害者を出すことなく彼はミッションをやり遂げたのでした。

時計じかけの摩天楼トリック4

警察病院へ運ばれたコナンが目を覚ました時、そこには少年探偵団の3人と阿笠博士、毛利達が駆け付けていました。

彼が目を覚ましたと聞いてやってきた目暮警部に、電話の男の話をするコナン。

爆弾はおそらく盗まれたものであり、タイマーが一度止まったのは故障か遠隔操作で止めたのか・・・

犯人がわざわざ新一に電話をしてきたという事は、高校生探偵への挑戦かもしくは個人的に恨みがあるか・・・

犯人への手掛かりはあまり見つかっていません。
唯一犯人と接触している少年探偵団の3人から聞き取った似顔絵をもとに捜索中です。

犯人が声を変えていたという事は自分が知っている相手かも、と推理したコナンの脳裏に浮かんだのはとある事件、西多摩市でOLが犠牲となった死亡事故でした。


最初は助手席に市長を乗せていた息子が起こした事故だと考えられていましたが、当時疑問を抱いた新一により真相が暴かれた事件です。

市長の息子の現場検証に立ち会った新一は、事故当時彼がタバコを吸っていた事に着目。

運転席から同じようにタバコに火をつけるよう指示を出したのです。
車のシガーライターで火をつけたと証言していた息子、再現しようと運転席から左手をライターに伸ばします。

ところが、この車のライターに残されていたのは息子の右手の指紋のみ。
つまりそれこそが、彼が事故当時、運転席ではなく助手席に座っていた証拠だったのです。

動かぬ証拠を突きつけられた市長はこの事件により失脚。
西多摩市で計画されていた新しい街作りも見直しとなってしまったこの事件・・・

もしかしたらこの時の息子が・・・?という事で、白鳥刑事が調べに走ります。


夕暮れが迫り、少年探偵団は帰る事になりました。
歩美の残した、甘い匂いがした、という犯人の特徴・・・。

考え込むコナンの側で、新一の携帯が鳴ります。
犯人からです。

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時計じかけの摩天楼トリック5

今度の爆弾は規模が違いました。
なんと東都環状線に5つもの爆弾を仕掛けたというのです。

その爆弾は午後四時を過ぎてから時速60キロ未満で走行した場合、また日没までに取り除かなかった場合にも爆発する、との事。

爆弾を仕掛けたのは・・・ヒントは「××の×」。
×の部分には漢字が入る、そういって電話は切れてしまいます。

この情報はすぐさま東都鉄道総合司令室にも連絡されました。
そこで、全車両に念の為70キロ以上で走るよう指示を出した指令長。

これによりとにかく爆破は回避されました。
あとはヒントの解読を急がなくてはなりません。


車両の下や網棚の上など、あれこれ知恵を寄せ合っていた毛利と目黒警部ですが、彼らは司令室に向かう事になりました。

コナンが引っかかったのは、なぜ日が沈むと爆発するのか、という点です。

車内から不審物は見つかっておらず、車体の下にも不審なものはありません。

あと1時間半ほどで日没、という時になって阿笠博士が呟きました。
日が暮れたら爆発というのは太陽エネルギーで動くスケボーとは逆だな、と。

それで閃いたコナン。
急いで目暮警部に電話をかけます。

爆弾が仕掛けられているのは線路の間!

ほんの何秒か太陽が遮られただけで爆発してしまうこの爆弾は、線路を走る車両の長さを20mだとして200m走るのに必要な12秒という時間を出すのに時速60キロが必要だったのです。

つまり線路に影ができなければ爆弾は爆発しません。

そこで指令長は電車を他の線に移すことで、乗客の安全を守りきったのでした。

電車が姿を消した環状線で、今度は警察による爆弾の捜索が始まります。

捜索箇所は午後四時以降日陰になっていない場所!

コナンの推理により仕掛けられた爆弾5つ、全てが日没までに回収されたのでした。

時計じかけの摩天楼トリック6

日没まで残り15分というところでの解決。
しかし安心は出来ません。

盗まれた量に対し見つかった爆弾の量が少なすぎるのです。
残り4分の3ほどの爆薬・・・

思案するコナンのもとに、市長の息子の所在確認が取れたとの連絡が入ります。

彼は犯人ではなかった・・・では一体誰が・・・?

今分かっていることは、犯人が爆弾を仕掛けられた場所の近くには住んでいないことだろう、と話す毛利。

この一言で、キャリーに取り付けられていた爆弾のタイマーが止まったのもそのせいだったのかも?とコナンは考えます。

あの時近くにあったのは児童公園とマンション。

しかしその周辺に操作範囲を広げても、それらそれらしい人物は見付かりません。


そこで環状線の爆弾に着目したコナン。

5つ仕掛けられた爆弾のうちの1つが仕掛けられた隅田川にかかる橋は、設計が森谷だったと気付きます。

そういえば放火された黒川邸も森谷氏の・・・と気付いたコナンにより、放火された全ての建物が森谷氏の設計であることを掴んだ警察は、環状線の爆発も目的はあの橋だったのかも、という可能性に辿り付きます。

それらは全て森谷氏が30代の作品だ、と思いだしたコナンは毛利・目黒・白鳥と一緒に森谷邸を目指すのでした。


四人で乗り合わせた車はタイマーが止まった児童公園の側を通って走ります。
窓の外に目をやったコナンは、公園の街灯に目をやりながら森谷邸に到着しました。

警部たちの話を聞いている森谷の目を盗んで、子供の姿なのをいいことに部屋の中をうろつきます。
彼はそこでとある匂いに気がつきました。

それは歩美の言っていた甘い匂い・・・?
大人が話している間に部屋を抜け出したコナンは、あのギャラリーに忍び込みます。

そこで思い出したのはあの日の森谷。
彼はここで蘭とコナンに、若い頃の未熟な作品だ、とあの橋や黒川邸など30代の作品を表現していたのです。

しかもここにはあの日はなかった模型が置かれています。
「我が幻のニュータウン 西多摩市」と書かれたエンブレムを掲げるその模型は、あの事故を起こした市長が進めていた計画・・・

この計画に森谷も関わっていたのです。

完全なシンメトリーのニュータウンの模型・・・
そこにあったのはあの児童公園と同じ街灯です。

これらにより、あの人が犯人だ!と気づいたコナン。
しかし証拠はありません。

こうなったら出たとこ勝負でやりしかない、と腹をくくったのでした。

時計じかけの摩天楼の犯人

時計じかけの摩天楼の犯人

書斎で材料を調達したコナンは、新一の声で目黒警部に電話して、全員をギャラリーに呼び寄せます。
そのまま警部の携帯からスピーカーで喋る新一の推理が始まりました。

今回の犯人がわかった、と話し始めた彼は、最近放火された4軒、そしてあの橋を設計した森谷を犯人だと名指しします。

建築家としては異例の30代で頭角を現し始めたあなたは、若かりし日の作品の一部を抹殺したくなった、それが動機だと話す新一。

パネル写真を示しながら、それらの作品が僅かではあるが完全なシンメトリーになっていない事を言い当てた彼は、これが完全主義者の森谷にとって我慢ならない事だったと指摘したのです。

そこに輪をかけたのが、真一の活躍により頓挫してしまった西多摩ニュータウンの計画。

彼はこの計画で美しい完璧な街を作る夢を奪われたことで新一を逆恨みし、この事件を起こして高校生探偵の名を汚す事で復讐を果たした上で、同時にもう1つの目的である4件の放火と橋の爆破を実行しようとしたのです。


しかしそれらを聞いても余裕の表情で、証拠がない、と答える森谷。
その表情が崩れたのは新一が、証拠ならあると、模型ケースの裏側を示した時でした。

そこにあったのは爆弾魔の変装道具。
それを見た森谷は大きく狼狽えると、それは書斎の金庫に、と口走ったのです。

それこそが何よりの証拠。
そこに登場したコナンが、これらが自分の作った偽物だと言うと、森谷はこの屋敷に爆弾を仕掛けているとライターに模した起爆装置を取り出しました。

しかしそれすらも中身の電池を抜いておいたコナン。
彼は普段からライターを使わず、長いマッチでパイプを吸う森谷の行動をきちんと把握していたのです。

そして歩美の言っていた甘い匂い・・・
それは彼の吸うパイプの匂いだったのでした。

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時計じかけの摩天楼のトリック6

時計じかけの摩天楼のトリック

逮捕された森谷。
しかし彼の計画はこれで終わりではありませんでした。

私が破壊したかったのはこれだけではないと笑い出し、米花ビルにも爆弾を仕掛けたと言い始めます。

バブルの崩壊により建築予算がなくなったせいでバランスが崩れ、左右対称ではなくなったというたったそれだけの理由で・・・。

米花ビルには、新一との映画デートを楽しみにしている蘭がいるはずです。
爆破時間の10時まであと1分・・・。


その頃蘭は、新一へのプレゼントを持って映画館のロビーにいました。
受付に掛かってきた電話に蘭が出た時でした。

コナンの叫ぶ、今すぐそこを出て!!という叫びは間に合いませんでした。

爆発により出入口を塞がれたロビーは、もうもうと立ち込める煙と人々の恐怖に満ちています。
コナンは森谷に飛びつくと、彼から爆弾の設計図を奪い取りそのまま駆け出しました。

そんな彼に森谷が叫びます。
お前のために3分待ってやったぞ、と。


コナンは瓦礫の間を縫うようにして駆け上がり、映画館へ向かいます。
携帯でロビーの受付に電話をかけたコナン。

聞こえてきた新一の声に安堵の涙を流す蘭は、開かない非常口の向こうまで彼が来ていることに顔を綻ばせます。

周囲に怪しいものがないかと聞かれた蘭は、紙袋に入った爆弾を発見しました。
残りは42分。
爆発は0時3分に仕掛けられています。

お前のための3分?なんのことだ・・・?と頭をひねりつつ、彼は蘭を救う方法を考え続けます。

その間にも進む時間、残りは18分。
コナンは蘭にハサミの有無を聞きます。

彼女の持っていたソーイング用のハサミを使って、爆弾の解体をするしかないと考えたのです。

電話を持ちながらでは作業がうまくいかないと、非常ドア一枚を隔てて話せる距離まで近づいた蘭。
彼女は、設計図を見ながら指示を出す新一の声に従いながらハサミを使います。

その間にも、ビルではあちこちで爆発が続いています。
残り5分・・・しかし、最後の黒いコードを切れば止まる、と言われたタイマーが止まりません。

あと2本残ってるよ、という蘭の声を聞いたコナンは慌てます。
残された2本は青と赤。

そのどちらを切ればいいかは設計図を見ても分かりません。

時刻は0時。
残された時間はあと3分です。

その緊迫した空気の中蘭は、新一、ハッピーバースデーと伝えます。

もう言えないかもしれないから・・・と呟く彼女に、座り込んでしまったコナンは、好きな色を切れ、と伝えます。
自分もここに居るから、と―――。

時計じかけの摩天楼ラスト結末

時計じかけの摩天楼ラスト結末

崩れ落ちてくる天井の瓦礫、携帯は潰れ、お互いドアから少し離れてしまいます。
そこへ救急隊がやってきます。

コナンを見つけた隊員は、中に人が閉じ込められていると聞き、今日は結婚記念日なのに帰れそうにないな、と呟きます。

それを聞いて3分の謎が解けたコナン。
森谷は新一の誕生日を味わう為の3分を設定していたのです。

そういえばあの時!蘭が新一の誕生日を祝う話をしていた時、赤色がラッキーカラーだと言う彼女の話を森谷も聞いていた―――
その事を思い出したコナンは、ドア越しの蘭に向かって叫びます。

赤を切れ!青を切るな!!と・・・。

しかしその声は彼女に届きません。

崩壊が始まってしまった為、コナンは救急隊員に抱えられてその場から連れ出されてしまいました。
ロビーでは、遠巻き見つめる人々から少し離れた場所で、蘭が一人爆弾と向き合っています。

迷いに迷って残り時間2秒前に線を切った蘭・・・
彼女が選んだのは青い線でした。


こうして爆発は回避されます。
あんぐりと口を開けて驚く森谷、ロビーでは助かったことに歓喜の声を上げる人々。

助け出された蘭は、やっとビルの外に出て父を取り囲むマスコミの群れから逃れると新一を探します。
しかし彼はいません。

その代わりコナンを見付けました。

さっきまでいたんだけどな、と嘯くコナンは、なぜ青い線を切ったのか?と蘭に尋ねます。

すると彼女は頬を染めて答えるのでした。
だって赤い糸は新一と繋がってるかもしれないでしょ、と―――。


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