名探偵コナン 偽りだらけの依頼人ネタバレ!犯人と最後の結末や動画は?

名探偵コナンの中でも特に人気の高い神回を紹介しています。

今回は第220、221話となる「偽りだらけの依頼人」です。

この偽りだらけの依頼人のネタバレ、犯人と最後の結末や動画についてご紹介します。

犯人はともかく、謎の人物である「偽りだらけの依頼人」の正体が驚きですよ!

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名探偵コナン 220話:偽りだらけの依頼人(前編)ネタバレ

名探偵コナン 220話:偽りだらけの依頼人(前編)

テレビの競馬中継に夢中な毛利小五郎は、たかが人探しの依頼ではと渋り、公衆電話からかけてくる着物姿の女性の依頼を断ろうとします。

しかし彼女は食い下がらず、毛利探偵事務所の近くまで来ているとまで言ってきます。

しかし小五郎は競馬で負けて、思わず大声をあげたり、負けて機嫌の悪い小五郎はつい依頼人に大声を出して断ろうとします。
ですが蘭がその様子を見て、仕事しなさい、と睨みつけます(笑)

蘭の顔を見るや、ハッとして小五郎は「お話だけでも伺いましょう」と怯えつつ、大人な対応をして電話を切るのでした。

どうやら、小五郎にはオバサンの声に聞こえたようで乗り気ではなかったようなのです。

蘭ねーちゃんそりゃ怒りますよ…。(^_^;)

小五郎「ああ、どうか私の初恋の人を探して下さいませませ~♪」(セリフ通り)(。✪ω✪。)

とこれから来る依頼人を茶化す小五郎にやる気は全くありません(笑)


すると依頼人、髪を結い着物が似合う綺麗な女性、池波静華がさっそく来訪しました。

彼女は色白で美しく、その白さに赤い口紅がより美しく引き立っています。

小学生(高校生)のコナンですら、その姿に美しいと思うほどです。

電話口のイメージと違い、美しいその姿に小五郎は一瞬で身支度を整えてきます。

先ほどまで髭面のオッサンが、ビシっとスーツで決めたダンディ(?)な男へ様変わり…。

その小五郎の行動に彼女は若干引き気味で、弱々しい顔をしますが、その表情の中に時たまキリッと鋭い目つきが見え隠れするのです。


依頼の内容は人探し、中学時代のかつての剣道部仲間だそうです。

「彼」は卒業前に引っ越した為、卒業名簿にもその行方がわからないとの事。

「彼」と知るやガッカリする小五郎ですが、そのまま依頼を聞き続けます。

彼女は写真を取り出し、優勝カップを持った中央の人物柴田四朗を探して欲しいとの事。

また彼女は勇ましい姿の若い当時の自分を見ると恥ずかしそうにポロッと言います。

「もう30年も前の写真ですが…。」

彼女は今年で42歳…、
とてもそんな年齢に見えない容姿に(38歳の)小五郎はビックリ!

小五郎:「ご趣味を教えて頂けますか?」(小五郎の声優・神谷明のダンディボイス)
池波 :「彼はこれといって…」
小五郎:「いえ、あなたのです」
池波 :「( ゚д゚)!?わ、私は編み物が好きで…よくセーターなど…」

この小五郎ボイスには完全なツボでした(笑)

しかし、彼女をと口説こうとする小五郎に、蘭が「うちの母と同じですね!!」と何度も割って入り、小五郎の邪な計画を壊すのでした。


ちなみに彼女は料理が苦手なようで、美しい手には3箇所も絆創膏が…。

それでも「少々欠点があった方が魅力的で…」と無理な口説きを小五郎は続けます。

ただ池波は、自分は欠点だらけと卑下し、その容姿に反して「独身」だというのです。

これを聞くや一気に小五郎の目が輝き、さらに口説き蘭はまた不機嫌になります。

ふいに池波が、生まれつきの気管支の弱さやホコリアレルギーから、咳き込みます。

ちょうどコナンや蘭は、先程まで掃除をしていた為、ホコリがまっているようなのです。

小五郎は彼女に気を遣い、場所を変える事にしました。

しかし和やかな会話やたわいない話だったはずなのに、コナンは真剣に彼女を見ています。


探偵事務所のすぐ下の喫茶店ポアロに移り、ボックス席で依頼の続きを聞きました。

彼女はどうやら、ある写真を返して欲しいそうで、それは中学三年の剣道の大会で準優勝した時に1枚だけ撮った「表彰盾を抱えた」写真です。

というのも、彼女の祖母がその際の表彰盾を間違えて捨ててしまい、せめてその盾が写った写真だけでもと思ったのです。

ただその写真は、柴田に借りた本にしおり代わりに挟んでしまい、しかもそのまま彼に返してしまったというのです。

小五郎は、彼女にとって柴田が初恋の人ではない事に喜び、蘭は「チッ」と舌打ちします。

小五郎はそれ以外の手がかがないか尋ねますが、池波は考え込んでしまいます。

そこへポアロの店員が注文を尋ねに来ました。

ちなみにこの店員、のちの榎本梓という準レギュラーキャラとなりますが、全く容姿が違うという所が面白い所です。

榎本梓

え?どちら様? (・゚д゚`≡・゚д゚`)というレベルに…(笑)

店員の声優、榎本充希子から名前がとられ、コナンでよくある、アニメ版からのイメージが(声優高木渉→高木刑事のように)逆輸入されたキャラクターなのです。

小五郎:「俺、コーヒー」
蘭  :「私、アイスレモンティー」
コナン:「えっと、僕は…」

とコナンが注文を言い終わる前に、池波の声が割り込んできます。
「レイコ…」

小五郎が、それを聞くと「れいこ(さん)」とは誰か尋ねました。

しかし池波は戸惑いながら、彼が自分の事を呼んだあだ名だと言いました。

何かの小説の登場人物に似ているそうなのです。
店員 :「コナン君は何にする?」
コナン:「僕、アイスコーヒー」
池波 :「ではわたくしもそれで…」

名前と年齢、そして30年前の写真だけでは探すのは難しそうです。

そう小五郎が言うと、「あの方に知恵を拝借されては」と池波が切り出します。

偽りだらけの依頼人 ネタバレ

彼女は、工藤新一が探偵事務所に出入りしているという噂を聞いたというのです。

コナンは驚きますが、意外と蘭も小五郎もそんな事実はないので、ケロッとした顔で「いやいや(ないない)」と否定しました。


特に池波もそれに何か言い返すわけでもなく、黙っています。

コナンは仕切り直して、いつものようにそれとな~く助言をします。

「中学二年生の時にそんなに(剣道が)強いんなら、もしかしたら今もどこかの大会に出てるんじゃないかなーって…」

何気ないフリのコナンに、( ゚д゚)ハッ!と一同驚きます。

小五郎の調査の結果、(剣道の)静岡の大会の一般の部に柴田四朗が出場しているようです。

今も剣道は強く、大会ではよく上位成績を残す人物のようです。

また彼は静岡の高校の体育教師で、妻と二人暮らしという事までわかりました。

そういうと小五郎は、現地へ向かうべくレンタカーの手配をしに行きます。

しかし池波の言葉が、ほとんどが嘘で固められたものだと気づいたコナンは喜べません。

何かの事情、そう、例えば黒の組織に関係する事で正体を隠しているのかもしれない…
そう思うコナンに、急に彼女がお礼を言ってくるので、彼は身構えてしまうのでした。


さっそく柴田四朗の住むマンションに出向いたコナン達一行。

しかしチャイムを鳴らすも留守のようで、小五郎は時間を潰してまた来ようと言います。

そこへ吉川竹蔵(47)という柴田の麻雀友達が現れます。

小五郎が留守だと言っても、寝てるんだろと彼は言ってチャイムを鳴らします。

また彼がドアノブに手をかけると、すんなり扉は開きました。

鍵がかかっておらず、奥からはテレビの音が聞こえます。

皆が柴田の家に上がると、朝刊を傍らに、食べかけの朝食、冷たい魚や味噌汁、そしてパサパサになったご飯までが出しっぱなしでした。

「せっかくうまそうなグジなのに」と池波が言います。

グジか何かわからない蘭に、彼女は「甘鯛(アマダイ)の事です」と教えてくれました。

その様子をコナンがじっと見ています。


そこへ「ただいま」と柴田四朗の妻恭子(38)が、ゴルフバッグを抱えて帰宅してきます。

しかし彼女から見れば、コナンら4人の見知らぬ人物が勝手に自宅に上がり込んでいるわけなので、声を荒らげ警察を呼ぶとまで言い出します。

決して不法侵入ではない(吉川と入った)彼らは、慌てて言い繕おうとします。

ところがその直後奥の部屋から、吉川の大声な掛け声が聞こえてきます。

何事かと思ったその場にいた人物皆が奥に駆け込むと、頭から血を流した柴田四朗が床に倒れており、必死に吉川が声をかけ続けていたのです。

「柴田さん!おい!しっかりしろ!」と叫ぶ彼に反応することなく、息絶えていました。

さらに、柴田の右手には、若き池波が表彰盾を抱えた写った写真が握られていたのでした。

池波静華 偽りだらけの依頼人


静岡ということもあり、横溝刑事率いる静岡県警が現場検証に来ました。

事の次第を横溝刑事が確認し、死亡推定時刻は今日の明け方から朝にかけてと判明します。

また各自のアリバイを横溝刑事が尋ねて行きます。

柴田の妻恭子は、早朝ゴルフに行っていたと言い、夫四朗の朝食を作った後、待ち合わせの朝5時前には友人と出かけたそうです。

尚、夫は吉川とこのマンションの4階下の彼の部屋で麻雀をしていた為、夜中の3時に帰宅していたようです。

また恭子によれば、朝刊の新聞は朝の6時頃には配達されるようなので、朝食中に尋ねてきた何者かによって四朗が撲殺されたことが推測できました。

横溝刑事は信頼する小五郎に、この部屋に入った際に変わった事がなかったか尋ねます。

小五郎は何気なく「テレビがつけっぱなしであった」と言うと、オーバーにも横溝刑事は「我々が来た時には消えていましたよ!?」と声と顔を大きくしたのです。

実は、小五郎がうるさいからと消したのでした(笑)


そこに恭子が、おそらく日曜朝8時からやる時代劇を見ようとしていたのでは?と事情を説明してきました。

四朗は大の時代劇好きで、リビングは大量のビデオやプレーヤーやら機材でいっぱいです。

また今朝の時代劇の録画が行われたままになっていた事がわかりました。

しかし、コナンがLD(エルディ/レーザーディスク)プレーヤーが無くなっている事に気づき、横溝刑事に指摘します。

ぽっかりそこだけ棚に空間が出来ていて、おまけにスピーカーも1つしかありません。

小五郎は修理中なんだろと言いますが、恭子は何か事情がありそうな顔をしています。

ですが吉川が慌ててそれを遮って、早く帰らせてくれというのでした。

横溝刑事は、映像機材の事は置いておき、恭子と吉川のアリバイの確認をする為、彼らの友人らの電話番号を聞き出しました。


恭子を迎えに来た友人は、迎えに来た時間は「5時きっかり」だった事、そしてこのマンションへ送り届けた時は「7時(19時)すぎ」であった事を証言しました。

ちょうどコナン一行が来た頃でもあります。

さらに警察の調べで、朝刊の配達は朝6時頃だと判明。

つまり朝8時からの時代劇の視聴中に四朗さんは殺され、録画を止めることができなかったわけなので、朝8時から45分の間だと犯行時刻が割り出せました。

この事から妻恭子の犯行は不可能…ということは先ほどから挙動のおかしい吉川が怪しい。

怖い顔した横溝刑事は、吉川にアリバイを尋ねますが、一人暮らしの彼は家で寝ていて証明ができない彼は何とか疑いを晴らそうと「そろそろ迎えに行く」と留守番電話を入れたことを伝えました。

殺しに行く人間がわざわざそんな事しないと言い訳しますが、横溝刑事は「と思わせる為に入れたんじゃないんですか?」とニヤつきながら顔を近づけます。


さすがの彼も犯人にされたくないので、小五郎達を指差して矛先を変えようとします。

が、そんな事は横溝刑事には無駄な事で、意気揚々と名探偵毛利小五郎だと紹介しました。

小五郎:「どうもー♡」(原作ではハート付)

殺人事件の現場とは思えない彼の元気な挨拶を無視して、恭子と吉川は驚きました。

彼らの反応に上機嫌な小五郎をよそに、横溝刑事は池波を見てこんな事を言い出しました。

「そして!その美しい女性が、毛利夫人です!」

小五郎はそう見えることが嬉しいようでしたが、池波はキッパリ「違います」と否定(笑)

ざっと小五郎への依頼を説明し、30年前の写真を返して貰う為にここへ来たと説明します。

それにコナンが補足しますが、よりによって四朗の死体が握りしめている写真を指差して「これのことだよ」と言うのです。

殺害された人物が握りしめている写真等、シャレになりません。


横溝刑事はこの写真は、四朗のダイイングメッセージなのではと疑い始めます。

小五郎は信じたくありませんが、写真の人物が彼女であること、さらに遺体の下に潰された本が、かつて彼女が借りた本であることを、池波本人はしれっと認めてしまいます。

彼女への疑いが強くなる事に、小五郎は都合が良すぎると、慌てて庇おうとします。

それを聞いてか、吉川が一昨日妙な電話があったと思い出します。

何でも、四朗の勧めで時代劇のビデオを吉川がこの柴田家のリビングで見ている最中にあったようで、電話の主に言われるまま、先ほどの本をめくると、「あったあった」とニヤニヤしていたそうです。

その様子は恭子も見ており、その本は、沢山の積んである本の山の上に置いたはずでしたが、その本の山は崩れていました。

さらに柴田家の廊下に、わずかに血痕が残っており、そこが本当の犯行現場であることがわかりました。


池波が昔借りた本「雷神の門」は、鑑識の手で証拠品として扱われることになりました。

鑑識はコナンにその中身を見せてくれなかったのですが、鑑識の人間はその本を読んだ事があり、漢字の多い忍者物であることを知っていました。

コナンが彼に「レイコ」という人物が出て来るかを聞くと、「そんなハイカラな名前の女は出てこないよ」と笑い飛ばすのでした。

つまり、池波という美しい女性が、また嘘をついていたことがわかったのです。

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名探偵コナン 221話:偽りだらけの依頼人(後編)ネタバレ

名探偵コナン 221話:偽りだらけの依頼人(後編)

柴田四朗が殺されたマンション内で、血まみれの木刀が警察によって発見されました。

発見場所は、事件のあった柴田の玄関すぐ横に非常階段です。

しかも木刀は、柴田の家の玄関の下駄箱にしつこい訪問販売撃退用として、あったのです。

さらに横溝刑事が、柴田の妻恭子からリビングと寝室にのみ電話があった事を聞くと、彼はひらめきました。

そう、犯人は池波静華だと!


個人的な贔屓から小五郎は彼女ではないと言いたげですが、横溝刑事は話を聞きません。

彼の推理では、池波は今日の朝、実はこの柴田の家に訪れていたと言うのです。

しかし、写真の事で口論となり、思わず木刀で撲殺…
その後、非常口から逃げた…。

ところがまだ四朗は生きており、助けを呼ぼうと電話のある部屋に行こうとするものの、結局たどり着けなかった為、例の写真を最後の力を振り絞って、息絶えた…。

確かに、彼の推理は、それなりに筋が通ってるように見えます。

なので小五郎の静止を聞かず、横溝刑事は彼女に任意同行を認めます。

しかし「お断りしますわ」と彼女はキッパリ言いました。

しかも、彼女を連れていきたいなら、裁判所に逮捕状を発布してもらった後にしてとまで彼女は言い、さらにこうも付け加えました。

「裁判官の心証を形成するに必要な疎明資料が不十分な現段階では、逮捕状を請求するなんて無理往生は、通りはしないと思いますけど…」

相当な専門知識を持つ彼女に、一同は言葉を失いますが、何よりコナンが一番驚きました。

「な、何なんだ…何者なんだこの女…」


と、遺体を調べている警察官(鑑識)が、遺体の左手が妙であることに気づきました。

コナンはすかさずそれを確認すると、自分の頭を触ったと思われる四朗の血で真っ黒な手に、何故かその上からバンテージ(絆創膏)が巻かれ、それには血が付いていないのです。

テコリン!(効果音) ( ゚д゚)ハッ!とコナンはひらめきました!

あの池波も手に絆創膏を貼っていたのを思い出し、鑑識を無視して遺体の右手をコナンが開くと、そこには血の付いた小さな何かを握った輪っかのような跡がついていました。

蘭は「ダメでしょ」と、コナンを抱き上げるも、彼の表情は真剣です。

「あの人は来てたんだ…オレ達がここを訪れる前に…この血塗られた殺人現場に…」


まだ池波は、強情にも横溝刑事に従いません。

さらに彼女は「私の処遇は毛利小五郎さんに一任します」と言って周りを困らせます。

大声で迫る横溝刑事と、美人の池波の視線、小五郎はどちらにつくか決められません。

「ほひぃぃ!?(+o+)」

そこに、コナンの時計型麻酔銃が小五郎の首後ろに命中しました。

急に変な声をあげて座り込む小五郎には、さすがの冷静な池波も戸惑いを見せました。


小五郎(コナン)は、この状況では事情聴取を受けざるを得ない事を池波に言います。

しかしそれは容疑者としてではなく、あくまでこれから自分がこれから話事件の真実の裏付けを取る為の参考人として、だと言うのです。

これには少し横溝刑事もがっかりで、トーンを低くします。

もし彼女が一度ここへ訪れ柴田を撲殺した犯人ならば、鍵がかかってない事は当然知っているはずで、(彼女にとっては二度目、)小五郎が初めてここへ来て、呼び鈴を鳴らしても出ない状況であろうと、無理にでも鍵が開いてる事を理由に家に上がり込んだはずです。

ですが、彼女はそうしませんでした。

加えて、写真を取り戻す為だけに、再度ここへ訪れたとしても、小五郎達の目を盗んで写真を回収する時間は、警察が来るまでのわずかな時間で、それは至難の業です。

それを聞くと、横溝刑事は短絡的にも、鍵が開いていた事を知っていた吉川竹蔵が犯人だと大声をあげます。

しかも彼は遺体の第一発見者なので、警察に見つかっては都合の悪い何かを隠したのではと、彼に強く迫ります。

イチイチ声のデカイ横溝刑事に、彼よりも相応に年上の吉川でも怖気づきます。

しかし、小五郎(コナン)はさらっとそれを否定します。

( ̄△ ̄;)エッ・・?と二人して、小五郎に振り向きます。

決して吉川は必ずしも鍵が開けっ放しだと思って、ドアを開けたわけではありません。

日頃からそういうわけではなさそうですし、アリバイが不明確な彼が再度犯行現場に訪れるのはあまりにリスクが高いのです。

そうまでして取り戻したいものがあるというなら、とっくに来ているはずで、殺害された時から半日以上経ってから取りに来るなどありえません。

しかも、立ち去ろうとしていたコナン一行をわざわざ呼び止めた人物でもあります。

普通犯人なら、そんなことはせず、こっそり1人で忍び込むでしょう。


ここまで小五郎(コナン)が話すと、もう犯人は一目瞭然です。

「一見しっかりしたアリバイをお持ちになっている…あなたです!柴田恭子さん!」

これに恭子の顔は青ざめ、池波を除いて、横溝刑事を筆頭に皆が驚きを隠せません。

偽りだらけの依頼人 犯人

しかし横溝刑事にはまだ彼女を犯人とする理由がわかりません。

というのも、7時(19時)すぎに帰ってきた彼女に、朝6時に配達された朝刊を朝食に添えることはできないからです。

ましてや、彼女が帰ってきた時にはすでに小五郎一行がいたではないかと、苦笑いで横溝刑事は小五郎に理由を求めます。

「確かに私が来たのは7時(19時)過ぎ…」

「実に都合の良い表現だと思いませんか?…7時5分でも7時10分でも“7時過ぎ”なんですから…。」

そう返してきた小五郎に、横溝刑事は思わず「え?」と聞き返してしまいます。

つまり、小五郎が来訪する直前に帰宅していた可能性もあるという事なのでした。

つまり皆が「朝食」だと思っていたあの食事は、深夜3時の「夜食」だったのです。

実は帰宅していた恭子の手で、「夜食」に朝刊が添えられた事によって…。

ちなみに、ビデオに録画された時代劇は大したトリックではなく、テープいっぱいに録画予約時間を長くすれば済む単純なものでした。


改めて、小五郎は順序立てて犯人柴田恭子の行動を並べました。

・午前3時頃、帰宅した四朗に風呂等を勧めて、四朗に時間を潰させます。

・午前5時前、夜食といって四朗に食卓の上の料理を食べさせ、その食事中に、四朗を廊下に呼び、背後から木刀で撲殺…。

・その後ビデオの録画のセットをして、玄関の鍵をかけ家を出て、午前5時頃、迎えに来た友人の車に乗車。

・午後7時頃、帰宅後ポストに入った朝刊を取り出し、食卓の上にそれを添えました。

あとは警察に通報すればアリバイが見事に完成するというものでした。

彼女のこの行動によって、四朗は朝8時に撲殺されたと錯覚させることができるのです。


ところがアクシデントがありました。

廊下で倒れていたはずの主人四朗が、リビングまで這って移動していたことです。

その光景に驚いている所に、一本の電話がかかってきたのです。

それが吉川の「これから迎えに行く」という電話(留守電)でした。

これを聞いた恭子は、今自分が通報するよりも、別の誰かに遺体を発見させ、あとから自分が帰宅した事にすれば、より自分に疑いがかかりにくくなると考えました。

そうして遺体発見まで、玄関横の非常階段のドア付近で身を潜め、様子を伺っていました。


ここまでの間、恭子は何一つ口をはさみませんが、吉川は池波の若い頃のあの写真を気にし、何なのかを尋ねてきたので小五郎(コナン)が答えました。

「奥さんがある物をごまかすためにとっさに握らせたカモフラージュ…」

それを聞くと再び皆が何のことなのか、頭にハテナを浮かべて、小五郎の説明を待ちます。

小五郎の指示で遺体の左手を見てみると、手のひらにべったり血がついているのに、薬指に巻かれたバンテージ(絆創膏)にはそれない…。

さらに右手も確認させると、握りしめていたであろう輪っかの跡が何なのか、横溝刑事でもすぐにわかりました。

その跡とは、まさに夫婦の証である結婚指輪。

指輪を握りしめていた事に気づいた恭子は、何とかして硬直した拳から指輪を取り出しましたが、それでは不自然に右手(の拳)が目立ってしまいます。

そう思い、そばにあった池波の写真を握らせたのでした。

つまり自分を指し示すものでなければ、何でも良かったのです。

しかし、遺体は硬直していて指輪を左手薬指につけることはできず、指輪の跡を隠す為、そこにバンテージ(絆創膏)を貼ってしまったのでした。

薬指だけだと目立つので、小指にも巻いて…。


すぐに鑑識も、しっかりとそれらの証拠を確認することができました。

横溝刑事は指輪の捜索を命じますが、小五郎(コナン)はその必要はないと断言します。

なぜなら恭子がまだ自ら持っているからです。

恭子は心臓をえぐられたかのような顔をしました。

彼女が、そんな物を持っていたのは、家の中においておくことはできなかったからです。

血は拭いても、ルミノール反応を確かめられたらアウトですし、非常階段に隠すのも無理。

となると、もはや警察が帰った後に処分するしかなかったのです。


ここまで聞くと、恭子は小刻みに震え、唇を噛み締め、拳を強く握ります…が、拳が緩むと、そこから血の付いた結婚指輪がスルリと床に落ち、落下音が鳴り響きました。

「ふっ…やっぱり悪い事はできないわね…」と彼女は観念しました。

そして、「主人と吉川さんがやっていた悪いことはバレないのに…不公平だと思わない?」と付け加えました。

何の事なのかわからない横溝刑事は、「は?(「え?」の意味合い)」に近い言葉にできない声を発音すると、彼女は激高しました。

「麻雀賭博よ!主人達は毎日のように麻雀賭博をやっていたのよ!!それも目玉の飛び出るような大金をかけて!」

彼女は何かが吹っ切れたように吐露していきます。

「おかげでパソコン、宝石、車、LD、スピーカー…次から次へと売り払ったわ!あの忌まわしいゲームのおかげでね!」

これを聞いていた吉川もとても何かを言い訳できる状況にありません。

夫への怒りは収まらず、さらに心の丈をぶちまけます。

「主人が言ってたわ…次に売るのは私のゴルフクラブだって…
そしてその次には、父が結婚祝いに主人に贈った業物(わざもの)まで!」

ここまで言うと、さすがの横溝刑事も止めに入り、「とにかく!話は署の方で」と言って彼女を落ち着かせました。

「ええ、着替えたらすぐに…」

彼女はたった今までの興奮が嘘のように素直に従い、暗い顔をして部屋に向かいました。

しかし、コナンは早まったことに気づきました。

業物…つまりこの家には、(名工が作ったであろう)刀剣があるのです!


「ま、まさか!?」と小五郎を放ってまで、コナンは駆け出し、恭子の入った部屋の扉を勢いよく開けます。

すぐに誰かが入ってくるとは思わなかった彼女は、刀を鞘(さや)から抜き、入室を阻むように両手で構え、コナン達に向けました。

「ああするしかあの人を止められなかったのよ!」

感情が高ぶり、追い詰められた彼女の持つ刀は震えています。

突然の事態に横溝刑事は彼女をなだめ、落ち着かせようとします。

しかし涙をいっぱいに流す彼女の刃の先は、自分の首に向きが変わりました。

自らの夫、人を殺してしまった事に、深く罪の意識を感じた彼女なりの行動でした。

横溝刑事は為す術もなく戸惑うだけです。


そこに「ちょっとのいてみ…」(※のいて:どいて、退いて)と池波が前に出てきました。

そして、着物の帯から扇子(末広)を取り出すや、それ一つを片手に、刀を握る恭子へゆっくり近づいていくのです。

わけのわからない恭子は、一度は首にかけた刀を池波に向け、構えます。

「来ないでよ!」と声を張り上げる恭子に、池波は全く動じず、ゆっくり前へ出続けます。

「来ないでって言ってるでしょ!?」と恭子は激しく刀を振り回します!

しかし、その刀を扇子一本で、その刃の動きを封じ、横にそらすとすかさず強く扇子で恭子の手を叩き、握った刀から離させたのです。

偽りだらけの依頼人 平次の母

床に落ちた刀剣がキラリと光り、その刃の恐怖を見事池波は封じました。


池波:「あんた!また人殺す気か?」
これまでのおしとやかな池波と違い、強い口調で恭子を攻め立てます。
恭子:「!?」
池波:「旦那さん殺して、また人を殺める気かゆうてんねや!」
恭子:「ひ、人って…私は自分で死のうとして…」
決して、誰かを殺す為に刀を握ったわけではない彼女に、池波は一喝しました。
池波:「アホ!命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!!!それを断つアホはみんな人殺しと同(おんな)じやねんで!!…」
「なんぼ…それが自分の物でもな!!…よー覚えとき!」


そこまで言うと、彼女はさっと刀を鞘に納め、横溝刑事に手渡しました。

あっけにとられた彼はもう彼女のなすがままです。

しかし、何とか大事に至らず、ホッとしたコナンは気を取り直して、蝶ネクタイ型変声機を持ち、再び小五郎の声で池波に尋ねました。

「そろそろ教えて頂けませんか?あなたのついた4つの嘘の意味を…」

彼女は立ち止まり振り返ると、ある意味ではその時が来ることを予想していたかのような表情をして、小五郎(コナン)の話を聞きます。

気管支の弱い恭子が、毛糸が舞い散る編み物を好むのは不自然ですし、魚の切り身だけでその種類が判別できるのは、料理好きな証拠です。

しかも、彼女は恭子がやったように、絆創膏で指輪の跡を隠した既婚者でした。

そして喫茶店ポアロで池波が呟いた「レイコ」の意味を問うてきたのです。


「レイコやのーて、冷コーや」

真剣に推理をしていたコナンの所に、聞き覚えのある色黒の関西弁の少年が現れます。

入り口に寄りかかる彼は、アイスコーヒーの事を「冷コー(れいこー)」と呼ぶのは大阪人である証拠だというのです。

最も今時そんな呼び方をするのはオッサンかオバハンだけだと言って、ニヤつくのでした。

その彼とはコナンがよく知る服部平次だったのです。

ひょっこり遠山和葉も顔を覗かせていましたが、池波は何も言い返しません。

突然の展開と「レイコ」の意味に、コナンは「うっそ~~」と拍子抜けです。

すると、都合よく毛利小五郎が起きます。

小五郎は起きるやいなや、平次が美人の池波を「おばハン」呼ばわりするので、「静華さんに失礼だろ!」と胸ぐらを掴んで叱りつけます。

それに平次は「ええやんかどう呼んでも…オレのオカンなんやから…」と…。
池波:「うふ…(^_^;)」
…コナン、蘭、小五郎(そして視聴者)一同…。
エェ━━━━━( ゚Å゚;) ( ゚Å゚;) ( ゚Å゚;)━━━━━!!?
と絶叫するのでした(笑)

偽りだらけの依頼人 ネタバレ

恭子さんが犯人とわかった時よりも、驚愕する3人。

コナンストーリーの中でも、刀剣で自害を図ろうとする犯人というのは大変インパクトがあり、シリアスな展開がたった今まで繰り広げられていましたが、それをぶち壊すほどの急展開に、本当にビックリさせられました!

蘭:「う、嘘よ!?だって…色黒じゃないじゃない!!」
と蘭が言うことは最もです。

色白な母、服部静華(42)の息子が、色黒な服部平次なんて到底信じられませんが、さすがの平次も失礼だと言って、じっちゃん譲りだと叫んで、お話がひとまず終わるのでした。

ちなみに、平次の父、服部平蔵は色黒です…(ぼそっ)。


さて服部静華が毛利探偵事務所に来た理由は、小五郎を試す為だったのです。

尚、彼女は今はもう標準語ではなく、関西弁で小五郎と会話しています。

その試した理由というのが、小五郎に関わると息子平次が怪我ばかりして大阪に帰ってくるからと言います。

静華は、小五郎が探偵の修行としてキツイことをやらせているのではと疑っていたのです。

さすがにそれは濡衣ですが…(笑)


加えて、大阪に来た際にも、(事件があった事で)寄らなかった(寄れなかった)為、彼女には相当小五郎が血も涙もない不人情な悪い人間に思えてしまったようなのです。

息子が心配な彼女ですが、平次本人はその言い草は納得できないようです。

なにせ、その大阪の事件の際、彼は重症を負った病院で眠る息子を見舞いにも来ないで、てっちり(ふぐのちり鍋)の前で彼女は待ってたからです。

あんたこそ不人情だと、平次は呆れていました。

そういうわけで東京までわざわざ来た静華でしたが、小五郎が頭の良い良い人とわかって安心したそうです。

と「頭の良い」は、コナンのおかげですが…(笑)

コナンの笑顔は引きつっています。


実は柴田四朗さんとは示し合わせていたようで、彼が殺された事は勿論悲しくても、そなん事件も全てあっという間に解いてしまった事に、彼女は大変感心しています。

写真も返ってきてよかったという母に、平次はこれまた心の中でツッコミを入れます。

実は、あの写真は下の学年の一年に負けて悔し涙を流していた時の写真でもあり、実のところ、静華は返して欲しくないとまで言っていた時があったのでした。

そんな平次のツッコミを置いといて、「これで安心して、平次と和葉を任せられますぅ!(関西弁)」と彼女は上機嫌に小五郎に伝えたのです…が…。

何を「任せる」のか話が見えない小五郎と、平次と和葉が大きな荷物を抱えているのに蘭が不思議に思い、状況が見えません。

「何や?そのボウズに聞いてへんのか?」

とコナンに伝えたことを持ち出すと、一同「は?」とハモったのでした。

「え?あの話マジだったの?」

とコナンは思いがけず自分に皆の視線を集めて、お話が今度こそ終わるのでした。

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今回の前編・後編のストーリーは、服部平次の母・服部静華の初登場回となりました。

彼女の容姿にまんまと騙された人も多かったでしょう(笑)

また彼女の勇ましさや心根などが1ストーリーでよくわかるお話でもありました。

あまり多くの話に登場しないまでも、劇場版21作目「から紅の恋歌」でも出番があり、見落とすことができないキャラクターの1人なのでした。


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